(見出しと本文第1段落の「NATO国防相会議」を削除し、ウクライナ支援国会合であることを明確にしました)

[ブリュッセル 12日 ロイター] - ウクライナ防衛支援を協議する関係国会合(訂正)がブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で12日に開かれ、欧米など参加国はロシアによるウクライナ全域へのミサイル攻撃に対応し、防空システム追加配備など支援を強化することを確約した。

会合には約50カ国が参加。オースティン米国防長官は会議の冒頭で、ロシアのプーチン大統領による「軍事目標ではない標的」へのミサイル攻撃について「全世界はプーチン氏の選んだ戦争の悪意と残酷さを改めて目にした」と非難した。同時に「ウクライナ国民の決意を深め、地球上のあらゆる地域の友好国の結束を強めた」と言明した。

ストルテンベルグNATO事務総長は、ロシアのミサイル攻撃は弱さの表れとし、戦場では「ウクライナには勢いがあり、大きな成果を上げている一方、ロシアは民間人や主要インフラに対する無差別攻撃という手段に訴える状況となっている」と述べた。

ドイツのランブレヒト国防相は、ドイツが供与を約束していたIRISーT防空システム4基のうち最初の1基がウクライナに到着したと発表。「ウクライナにとりミサイル攻撃に対する非常に重要な支援となる」と述べた。

*動画を付けて再送します。