2022/7/25

【ゼロ入門】誰も全貌を知らない、これからの経営の王道

NewsPicks ジャーナリスト
「両利きの経営」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
今ビジネスパーソンにとって、一番ホットなテーマだ。
アマゾンやネットフリックスのように、新しいビジネスを次々に生み出す企業が実践。日本でもソニーなども実践している。
両利きの経営を一言で表すと、片手で既存事業を回しながら、同時に、もう一方の手で新規事業の創出に取り組むことになる。
つまり、収益基盤を安定させながら、将来のビジネスを生み出すことに挑戦することで、時代の変化に取り残されないための経営手法だ。
ここで、誰しもがこのような疑問を抱くのではないか?
📌「既存事業をしながら新規事業を狙う」ことは当たり前ではないか
📌ほとんどの企業がすでにやっていることではないか
そう思ったあなたこそ、両利きの経営について学ぶ意義がある。
なぜなら、知れば知るほど「当たり前に見えて、難しい」、「シンプルに見えて、奥が深い」からだ。こうした矛盾にこそ、経営のエッセンスが詰まっているといっても過言ではない。
そこでNewsPicksでは、提唱者のチャールズ・オライリー(Charles O’Reilly)スタンフォード大学経営大学院教授の独占インタビューも含め、両利きの経営について、その全貌を解明する。
INDEX
  • 両利きの源流をたどる
  • 「合理的」な判断によって負ける
  • 大企業のジレンマ
  • 両利き組織は「離して、離さず」
  • 深化と探索のミッシングパーツ
  • 両利きとはダブルスタンダード