2022/7/26

【本家】両利きの祖師が、日本に「どうしても伝えたいこと」

ジャーナリスト
この男がやってきた。
スタンフォード大学経営大学院教授のチャールズ・オライリー。ベストセラー「両利きの経営」の共同著者であり、その提唱者の一人だ。
そんな彼がなぜ今、来日したか。「日本人に伝えたいことがある」からだ。
世界的にみても、両利きの経営は日本で人気が高まっている。「深化」や「探索」という言葉も聞いた人も多くいるだろう。
だからこそ、師は危機感も募らせている。「誤解も広がっている」と。
オライリー自身は、米国を代表する組織経営学者。本人に言わせると、両利きの経営のカギは、「組織カルチャー」の変革にある。
なぜ両利きの経営が、カルチャーの問題なのか。
そこで特集第2回は、本家が語る本当の両利きの経営だ。
INDEX
  • 知の探索ではない
  • カルチャーは「文化」ではない
  • 「良い」カルチャーはない
  • ビジネスに過去も未来もない
  • 日本へのメッセージ