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独VWのディースCEOが9月に退任 後任はポルシェCEO

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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    VWのここ数代のCEOの交代背景。

    ディース氏は2018年に就任(①)。ディーゼルゲートでヴィンターコーン氏が退任して2015年に前任のミュラー氏が就任したが、大株主のポルシェ家・ピエヒ家・州政府の信任を失って交代とされている。
    ディース氏は、BMW出身で2015年入社、VWブランドのトップを担当後、グループCEOに就任。②が当時の文脈の深堀記事で、ピエヒ氏の後押し。ただピエヒ氏は2019年に亡くなった。
    CEO就任後は、EV化を進めたりFordとの提携強化。EV化は、毎年年末に発表される中期投資計画での金額が年々増加し、2018年末のPlanning 67では5年間で440億ユーロをBEV・自動運転などに投資する計画が、2021年末のPlanning 70では890億ユーロにまで増加。なかでもPlanning 69と比較して、E-mobility向けは350億ユーロ→520億ユーロと大幅に増加。戦略車種のID.3も投入し急成長はしているが、実際には想定外も多く難しかった実態もありそう(③)。

    今回グループCEOとなるオリバー・ブレーメ氏は、Audi出身でその後Porscheとグループ育ち。Porsche出身ということで、気になる文脈はPorscheの上場。事業面ではEV化を進める中で、VWが高級車に専念するという報道(④)もあるなかで、Porsche・Audiとの分けをグループとしてどうするか。
    なお、ブレーメ氏は2019年にドイツ紙で労働評議会のメンバーに不適切な支払いがあり検察が捜査と報じられてた(⑤)。それでも就任ということは多分OKという判断が出たのだろうが、労組との関係も気になる。

    https://newspicks.com/news/2955260
    https://newspicks.com/news/3077315
    https://newspicks.com/news/5562598
    https://newspicks.com/news/6912533
    https://newspicks.com/news/3933143

    <追記>英語記事だが、下記WSJ記事によると労組との対立で、ピエヒ家・ポルシェ家などが支えきれなくなったというのが更迭の背景の模様。
    https://newspicks.com/news/7350703
    <追記終>


  • badge
    慶應ビジネススクール 教授

    WSJによるとこれは退任というよりは解任で、EV化に伴いコアとなるソフトウェアの社内開発が遅れているのが原因と指摘されています。次期CEOがアルファベットやアップルなど外部と組むのかが1つの焦点のようです。
    ちなみにBMW出身のDiessさんは過去にテスラからもオファーがあったということで、テスラに行くのではという噂もあるそう。


  • 金沢大学人間社会学域国際学類/ 第二期Student Picker

    これまた面白い人事だな、と思いました。
    ポルシェは2030年までに全モデルの9割をEVに転換させ、サプライヤーに対しても100%の再生エネルギー使用を求めています。この決断を行ったのはオリバー氏がポルシェCEOであったときの話です。
    https://newspicks.com/news/5999345?ref=user_5734021

    一方のVWグループは電動化を進めつつも、内燃機関の段階的廃止への署名不参加を今年のCOP26で表明するなど最近は電動化に対してやや慎重な姿勢を見せています。この署名に対してはトヨタも不参加です。
    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-11/R2DPOMT0G1L001

    弱冠方針が違うように感じるポルシェとVWのCEOが同じ人物になるとは、どちらかの大幅な方針転換もあり得そうで注目したいです。


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