2022/7/25

【学生あるある】友達におすすめしたい「夏の1冊」は?

Student Picker&学生の方々へ様々な「質問」をし、同世代のリアルな声をお届けする新企画「学生あるある」第3弾です!
今回の質問は、「あなたが友達におすすめしたい『夏の1冊』は?」
第2期Student Pickerの飯塚 遼馬さん小仲 美奈さん上田 大翔さん落合 達哉さん祝迫 翔子さんにもお答えいただいています。
小説でも、漫画でも、書籍ならなんでもOK。
みなさんが思う「おすすめの夏の1冊」についても、コメント欄でぜひご共有ください!

✍️あなたがおすすめしたい『夏の1冊』は?

①友達に「おすすめしたい1冊」は?
📚『ブルーピリオド』
山口つばさ 著(講談社)
②その理由は?
藝大受験に挑む登場人物の「葛藤と成長」を描いた作品です。
芸術という表現活動に励みながら、自分という存在と必死に向き合う登場人物の姿に共感してなんだか苦しく、嬉しくもなります。「自分ってなんなんだろう、なぜ〇〇をしているんだろう」これは読者全員に刺さる、この物語の大きなメッセージだと思います。
まるで大きな問いを与えてくれるような、そしてそれに悩むのはあなただけではないと言われているような、力強いパワーをもらえる最高の1冊です。
①友達に「おすすめしたい1冊」は?
📚『モモ』
ミヒャエル・エンデ 作(岩波少年文庫)
②その理由は?
「時間」について考えさせられます。日常の中でなんとなく目の前の課題をこなしているな、と思う人は読んでみてください。
モモは子供から大人まで読める作品ですが、読むたびに受ける印象が変わります。私も繰り返し中学生の頃から読んでいますが、大学院生の今読むと、時間の大切さを改めて実感します。自分を見つめ直す時間がある夏休み。読んでみると、秋からの行動が変わってくると思います。1973年に発表された本ですが、現代に通じる部分がたくさんあります。
①友達に「おすすめしたい1冊」は?
📚『一緒にいたいと思われるリーダーになる』
サイモン・シネック 著/イーサン・M・アルドリッジ 作画/鈴木 義幸 その他/こだま ともこ 訳(ダイヤモンド社)
②その理由は?
人がついてくるリーダーになるためのマインドを教えてくれる1冊です。リーダーとして壁にぶつかったとき、解決策を導いてくれました。
筆者は、アメリカのリーダーシップ論の先駆者として知られるサイモン・シネック。本を読むことが苦手な人でも読みやすく、絵本のようにも感じられます。個人的には絵が好きで、暇な時にパラパラめくるだけでも面白いです。
①友達に「おすすめしたい1冊」は?
📚『風が強く吹いている』
三浦 しをん 著(新潮社)
②その理由は?
弱小大学の駅伝部が箱根駅伝出場を目指す、「ザ・王道」の青春スポーツ小説です。
登場人物ひとりひとりが個性的かつ人間模様がリアルに描写されていて、とても胸が熱くなります。スカッとしたい人にはぜひオススメの1冊です。アニメ化や映画化もされている人気作品ですが、私はやはり原作の小説が一番好きです!
①友達に「おすすめしたい1冊」は?
📚『羊と鋼の森』
宮下 奈都 著(文春文庫)
②その理由は?
ぱらぱらっと10分くらいだけ読むつもりが、気づいたら全部読んでしまっていた...そして、読んだ後に湧き出てくるあたたかい余韻に浸りたくなる。そんな小説です。不器用で、でもひたむきに愚直に生きる主人公に、きっと励まされると思います。
毎日せかせかと忙しく、計画を立てながら生きている方も多いと思いますが、せっかくの夏休み。この本を読んで、深呼吸する時間をつくってみてはいかがでしょうか。
みなさんにとっての「おすすめの夏の1冊」はどんな作品ですか?ぜひコメント欄で共有ください。今後もみなさんの「大学生活で気になっていること」「Student Pickerに聞きたいこと」など、さまざまな質問を募集中です。次回もお楽しみに!
NewsPicks内のカテゴリのひとつ「学生生活・進路タブ」では学生の方々の学生生活や進路選択に役立つ情報や、オリジナルコンテンツを配信しています。設定がまだの方はぜひカスタマイズしてみてください!
★オリジナルコンテンツの配信アカウントはこちら