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読むだけで、疲れてくる「ナノマネジメント」スタイルのイーロン・マスク。異様にプロダクトに関わるのは、創業者としてお手本のようなスタイルである一方で、中間管理職などで大量の犠牲者をだします。
ちなみにイーロン・マスクの名物秘書としてスペースXで活躍した女性が、昇給を願い出たときのエピソードはけっこう記憶にのこっています。存在価値をはかるために、数週間オフィスに来るなといわれて、再出社すると「さほど必要じゃなかった」とクビになったケースが、別の本で紹介されています。
優秀なリーダーでありながら、働きがいと、二度と働くたくないという気持ちを呼び起こさせる、なまなましい話でした。
注目のコメント
優秀な経営者が、必ずしも卓越したマネジメントができるとは限らず、むしろ素晴らしいマネージャーや管理職はたくさんいても、経営者として必要な能力や素養を持っている人の方が圧倒的に少ないです。
この記事を読むと、イーロン・マスクさんの下では働きたくないなと思う一方で、これだけビジョナリーで一切の妥協も許さないからこそ今の実績があるわけで、ある種の尊敬の念を抱きます。これ、本当にストレス溜まりますね、自分だったら…。
インタビューしたWSJのティム・ヒギンス記者も取材をしながら、自分はマスク氏の下で働きたくないと思ったそうです。
ただ、このマスク氏の予測不可能で人をバーンアウトさせてしまう一方、信じられないような優秀な人を惹きつけてしまう魅力というところは、やはりものすごいパワーを持っていて、うまくはまった時の爆発力は想像も超えるのだろうと思います。
それにしても、マスクCEOによって焼き尽くされた人たちの回顧録とも読めるヒギンス記者の本、日本語でも翻訳されるとのことです。お楽しみに。
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