半導体不足だけでない「新車の納期遅れ」の真実
東洋経済オンライン
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ご存じの方も多いでしょうが。自動車の部品の7割以上は外注です。また同じモデルでもたくさんの国で生産しているので、部品は色んな国の色んなメーカーから買っています。
その部品も直接納入してくれる1次サプライヤーの下に2次、3次、4次と広がっていてものすごく複雑です。
今回のウクライナ危機でVWが欧州生産の一部を米国と中国に移しましたが、その理由はウクライナ製のワイヤーハーネスの生産が不安定になったからです。
もし台湾有事みたいなことが起きて中国の部品が使えないような事態が起こると世界中の自動車会社は大変なことになるんじゃないでしょうか。ワイヤハーネスなど自動車部品は通常コンテナで運びますので,自動車の納期遅れは,サプライチェーンの混乱ともかかわっておりますね.自動車はサプライチェーンの洗練が進んできた分,今回のような混乱には対応が難しいという側面はどうしてもあるとかんがえています.
今後は何らかの形で再構築が進むのでしょうが,一方で今後市場が小さくなる可能性があることを考えると,自動車メーカーも見通しを立てるのが難しいだろうな…と思わされます.細かい指摘すると、VWゴルフ8は日本導入が遅れて(本国2019年リリース、日本は2021年6月リリース)、2020年から販売台数は激減してます。
現在の納期が長いのはあると思いますが、その前からゴルフは首位転落です。
こんな状況なので、BMWお得意の新古車バーゲン車両も減ってきてますね。(2年落ちなら格安車両はあるが)
ともかく、ディーラーにとっては辛い状況だと思います。