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注目のコメント
商社に限らず、不動産、金融、自治体、通信インフラなど、いわゆる『お堅い』と言われてきた業種業態の企業がメタバースには次々に参入しています。web2.0移行時の手痛い乗り遅れの記憶がイノベーション稟議を後押ししているのかもしれません。ただ、メタバースの本質である多様性の受け入れ部分を上手く機能させられるかが大きな課題となり、立ち塞がるのを幾度として見せられています。例えばベストプラクティクスとしてのアバターワークをスタディしても、いざ試験導入しようとすると『男性社員はスーツで出社して他社員に見えないように会議室でゲーミングPCとVRHMDを起動、アバターも人間の男性のスーツ姿とし、アバターの髪型は清潔感のあるものとする』という落語みたいな実話があります。小手先の技術の導入だけではなく、本質価値の理解や変化を受け入れる土壌のナーチャリングが必要な分、周回遅れになるリスクが高い。そのことを上層部やリスク管理部門が理解することが重要かと思います。
川上の事業を押さえて大きく稼ぐモデルで拡大してきた総合商社ですが、最近は川下の需要の掘り起こしからビジネスをつくり出す試みを始めています。メタバースに就労機会をつくろうとする三井物産の取り組みは、その極端な最新の事例です。
アバターになると行動が大胆になったり、普段とは違うコミュニケーションになることがあるとよく聞きますが、実際の接客の事例から見えてきた実態はとても興味深いです。メタバースで働いてみたら、自分はどんなキャラになるのか、試してみたい気持ちになりました。リアルの世界では自己表現できない人も、メタバースの世界では自分の殻を破ることができます。仮面をつけることによって、羞恥心が取っ払われる。メタバースでの自信が現実社会の自信につながる。そういうプラススパイラルが働けばいいですね。
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