【週末講座】インフレの今こそ知りたい。「住宅ローン」6つの話
- 1.変動金利は景気の影響が大きい?
- 2.でも、変動はハイリスクでは?
- 3.返済計画はどう立てる?
- 4.ローンの借り換えは必要?
- 5.繰り上げ返済か、運用か?
- 6.元利均等と元金均等の差は大きい?
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変動金利は返済額がすぐに上がってしまうのではと思われている方も多いようですが、「5年ルール」「125%ルール」についてはしっかりと理解しておくことがポイントです。ただ、一部の金融機関ではこのルールっが適用されない場合もありますので、必ずご自身の契約を確認しておきましょう。
金利が少し上がったくらいで家計が厳しくなるという方は、そもそもその予算に無理がある可能性がありますので、言うまでもなく、住宅の予算、住宅ローンの借入金額については慎重に検討しておくことが大前提です。
また家計のバランスシートを作った上で、繰り上げ返済すべきか、資産運用にまわしていくべきか、長期的に考えていくが大切だと考えています。住宅ローン控除もありますので、借りてすぐに繰り上げ返済という方は少ないと思いますが、住宅ローン控除期間終了後以降についても、住宅ローンのような低い金利で借り入れしているのであれば、それを上回るリターンが見込める運用にまわしていくというのは合理的な判断になります。ただし、合理的とは言っても、長期での運用を理解した上でしっかりと継続していくことが難しいという方は繰り上げ返済の方がいいかもしれませんので、ご自身のリスク許容度にあった戦略を取っていただくのがよいかと考えています。
横田さんの記事、いつもとても勉強になります。今回の記事の肝である住宅ローンの金利の決め方は、
・変動金利→短プラ≒トヨタと同じ金利
・固定金利→日本国債の利回り
というのが大多数ではありますが、明記せずにブラックボックスにしている銀行もあります。
<短プラと明記している銀行>
・三菱UFJ
・三井住友
・みずほ
・三井住友信託
・住信SBIネット銀行
・地銀(横浜銀行、静岡銀行など)
★全てではありません
<明記していない銀行>
・りそな
・新生銀行
・auじぶん銀行
・ソニー銀行
・イオン銀行
・PayPay銀行
・楽天銀行
★全てではありません
★「当社所定の金利を適用」などと書いています
★短プラを基準金利にしている可能性もあります
シェア的には、まだまだネット系は低いので、気にしなくていいレベルではありますが注意が必要そうです。
気になる人は、ぜひ「●●銀行 商品概要説明書 住宅ローン」などで検索して、確認してみましょう。
住宅ローンの返済は長丁場なので、途中で返済出来なくならないように、貯蓄したり繰上げ返済したりすることが大切ですね。また、借り換えも返済総額削減に大きく貢献することがあるので、金利は毎年確認してシミュレーションしてみるといいですね。住宅ローンと両建てで資産運用するのもいいですが、投資は短期では元本割れすることもあるので、あくまで長期投資することが前提になります。
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