「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた
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一方は、UNIXに似ている、もう一方は正式なUNIXの一つなので、お互いよく似ているということなのですが、多くの人はUNIXを知らないのにあわせて、不正確な「MacはLinuxだった」という釣り気味のタイトルになっています。
Linuxは、AT&Tで開発されたマルチユーザー、マルチタスクOS、UNIXの最も基盤の部分であるカーネルの機能を模倣して、フィンランドのLinus Torvalds氏がインテルの386プロセッサの機能を使って最小限の規模で作り上げたものです。それに、GNUが作ったUNIX系のツールが組み合わさることで、高機能なOSとなりました。
一方で、MacOS Xは、UNIXの一種であるBSD4.2 UNIXの不満点を解消するために生まれたマイクロカーネルMachを由来とした、当時のジョブズ率いるNeXT社のOPENSTEPを基盤として開発されています。
これらを正確に書くと、LinuxはUNIXクローン(UNIXと似ているが正式なUNIXではない)ですが、MacOS Xは、POSIX準拠のUNIXですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/POSIX
Classic MacOSは、マルチタスクも不完全でしたので、これは、リプレースが必要でした。そこで、開発していたのがコードネーム、Coplandでしたが、完成できない失敗プロジェクトでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Copland
そこで、出てきたのが他社のOSを基盤に新たなMacOSを作り上げるという案でした。当初はBeOS( https://ja.wikipedia.org/wiki/BeOS )が有望でしたが、最終的な勝者は、ジョブズの率いるNeXT社のOPENSTEPでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/OPENSTEP
そして、これがMacOS XやiOSへのつながっていくことになります。
WindowNTのカーネル開発については、「闘うプログラマー」を読むとよいです。https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/09/P47570/MacはBSD系列ということは記事にもピッカーの皆さんも指摘されています。
BSDとかLinuxとかよくわからん!という方は下記のページにある系譜をご参照ください。
Linux
https://en.wikipedia.org/wiki/Linux大学の計算機センターはNeXTでした。記録メディアはMOでしたw
当時はどのOSよりも圧倒的に完成度が高かったように思います。
すごく使いやすかったので自分でも買って自宅で使ってましたが資金が続かずw、FreeBSDでWindowMaker使ってました。
thinkpadに頑張ってFreeBSD入れたりしてAPM有効化とか頑張ってましたけど、社会人になって時間が無くなってからはMacBookの軍門に降りました😅
往生際?悪く敢えてブラウザはOmniWeb使ってたりしましたけどw
今でも自宅サーバーやさくらのVPSはFreeBSDですが、クラウドでは流石にamazon linuxとかubuntuとかですね。。そもそもOS自体を触らなくなりました。
オンプレでやってた頃は仮想OS花盛りになる前からFreeBSDのjailでコンテナもどきシステムを、iSCSIターゲットとZFSでEBSもどきを運用していて自分でも我ながら先進的だなー、時代が俺に追いついて来たって思ってたんですが、あっという間でしたねー。
以上、おっさんホイホイでした。