2021/12/26

【森永】事業立ち上げを乗り越えた、本社を「巻き込む」力

NewsPicks 編集部 記者・編集者
大企業の新規事業にフォーカスしてお伝えしてきた12月のプロピッカー新書。
人材も資金も豊富なはずの大企業がなぜ、新規事業の立ち上げに苦戦しているのかをさまざまな角度から見てきた。
第4回目は、森永製菓で食にまつわる事業を立ち上げた事例を紹介する。
既存事業とはまったく異なる事業として始まることが多い新規事業は、本業との軋轢(あつれき)など、社内のさまざまな「壁」をクリアする必要に迫られる。だが、社内のリソースを上手に活かすことができれば、より事業を生み出す可能性が高まるはずだ。
森永で新規事業立ち上げに奮闘する金丸美樹さんは、社内とどのように連携してきたのだろうか。
INDEX
  • 「嫌で泣いた」異動からのスタート
  • 前社長の肝煎りで部署新設
  • 波風立てずに応援者を増やす
  • 大企業はアドバイザリーの宝庫

「嫌で泣いた」異動からのスタート