ホンダ 新車のオンライン販売へ 日本の自動車メーカーで国内初
コメント
注目のコメント
記事中には触れられていませんが、通常、自動車製造メーカーと、自動車販売企業は別会社です。
それが自動車製造メーカーのオンライン販売になると、実質的に自動車販売企業にとっては中抜きになります。
これまで顧客情報も、自動車販売企業経由でしたが、オンラインになると、自動車製造メーカーが直接得ることができるようになります。
しかし、販売時はオンラインでも、点検や修理は、自動車販売企業が運営するディーラーで実施しなければいけないため、オンライン販売で売った後、点検や修理はどこで実施するのか?その時の修理データなどは、どう扱うか?などの調整が大変そうです。
Teslaなどは、もともと、オンラインかつ、直販なので、上記のような問題はないのですが、日本では、自動車販売企業(ディーラー)が持つ役割が海外より複雑なので、オンライン販売の実施にはハードルが高いです。
今回、ホンダの戦略がうまく機能するようであれば、他社も追随するでしょう。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません少し話は全然違うのですが、建築家の隈研吾さんが昨年から「箱型OSからの脱却」という事を仰っています。
http://www.keidanren.or.jp/journal/monthly/2021/07_interview2.html
現在、副業でディーラーにて整備の仕事を週1でしていますが、販売店の在り方もトランスフォームしないといけないでしょうね。
購入後の整備、車検、おクルマにとって必要な項目です。
HONDAさんもバカじゃないので、販売のチャンネルはオンラインで増えますが、当面、ハイブリッドと内燃機関の乗用車がマーケットを占めるうちは既存ディーラーのサービスといわれる整備の方の技術と経験は必要とされます。
ただ、購入までの、興味から実車の確認と試乗とかは、デジタルで出来なくもないと思いますし、あらゆる小売りに今問われている、店舗のあり方も変わるかなと思います。やはり流通や販売は、完成車メーカーと実際に購入する消費者との距離も近づいていき、点検項目もEVへと移行していくと、格段に減り、そこに必要とされる、空間と時間の概念もこれから変化があるでしょうね。
隈研吾さんが仰るように、これからもしかしたらますます個々人の在り方も変化して、クルマにおいての究極は、ある歳を境にプライベートガレージで誰でもいつでも好きな時に「イジる」事が出来れば、より愛車への愛着が湧きますし、今やYouTubeでも、容易にメンテ方法が公開されていますね。
HONDAさん、まだまだオモロいモビリティの開発と投入に大いに期待していますよ!下記は5月の記事だが、その時点で『ホンダは今秋に国内で4輪車のオンライン販売を始めるため、4月に新会社「ホンダセールスオペレーションジャパン」を設立した。』という言及だったので、それに沿った形か。
ただ、日本の場合は新車についてはオプションなどもつけて受注生産、主に米国はディーラーが買い取ってすぐ持ち帰りみたいな形態が主な中で、ローカライズをどうしていったり、ディーラーとの関係性(オンラインだと直販になりそうで、その後のメンテナンスなど含めた関係性や付加価値配分)の施策にも注目。
https://newspicks.com/news/5818528