2021/4/22
【秘技5選】ビジネスにも効く「デザイナーの思考プロセス」
経営者や営業なら、プレゼン資料づくりで。上場企業のIR担当者なら、決算説明会資料の作成で。人事なら、採用ページのUI検討で。
デザイナーでなくても、デザインの知識があったほうがいい仕事はたくさんある。
そこで今週の「The Prophet」で取り上げるのは、今年3月に出版された書籍『勝てるデザイン』。名前の通りデザインの本だが、ビジネス書としても好調な売れ行きを見せている。
東京・渋谷にある大手書店では「ビジネス書ランキング」で1位を獲得。本書のAmazonページに載っている著者直筆のメッセージにも、末尾にこう記してある。
「デザインの力を武器にしたい人は全員デザイナーです」
メッセージの主は前田高志氏。元・任天堂のデザイナーだ。
約15年間、同社の企画部で採用パンフレットや宣伝広告のデザインを担当したのち、2018年に各種デザインやアートディレクションを行うNASU(ナス)を設立。
過去には伊勢丹とポケットモンスターのコラボキャンペーン「POKÉMON × ISETAN」(2017年)のアートデザインを手掛けた他、クリエイターの企業ロゴ制作やブランドデザインを数多く行うなど、作り手に支持されるデザイナーとして知られる。
1977年兵庫県生まれ、大阪芸術大学デザイン学科を卒業後、任天堂へ。約15年プロモーションに携わった後、独立して2016年2月から現職。2018年、自身のコミュニティ「前田デザイン室」を設立。
そんな前田氏は、なぜノンデザイナー向けも意識したデザイン本を書いたのか。
インタビューの前編では、同書のエッセンスを要約しながら、「デザイナーが制作物を作る時の思考法」を紹介する。
意外に思うかもしれないが、デザイナーの思考法は、ビジネスパーソンが企画を考えたり、各種プロジェクトを進める時に役立つものが多い。
その理由も含めて、前田氏に解説してもらった。
INDEX
- デザインは「造形と思考の掛け算」
- 1.デッサンで企画の土台を作る
- 2.「印ろう」と「壁」を設定する
- 3.作る前に「思考整理のメモ」を
- 4.客観視点と個性を両立させる
- 5.フォントと音読で違いを生む
デザインは「造形と思考の掛け算」
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