(ブルームバーグ): ソフトバンクは1日、宮川潤一社長兼最高経営責任者(CEО)が200億円規模の自己株式を市場から買い付けると発表した。2日から個人の取引として実行され、一定期間継続する予定だ。

ソフトバンクは宮川社長に対し、資金保全策を講じた上で買い付け資金を融資する。宮川氏の持ち分は、3月末時点の0.01%から買い付け完了後には0.3%に上昇する見込み。

宮川氏は発表文書で、「私個人として当社株式を保有することで、事業環境がいかに変化しようとも乗り越えていくという決意と、当社事業の成長を望む強い気持ちをステークホルダーの皆さまと共有したい」と述べた。

(宮川社長のコメントなどを追記し、更新します)

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