2021/3/19
【深津貴之】noteは、クリエイターの「連鎖」を生み出していく
だれもが創作をはじめ、続けられるようにするーー。
これは、誰もが知るコンテンツ配信プラットフォームとなった「note」の掲げるミッションだ。今週の特集では、クリエイターが稼げる「経済圏」の台頭を取り上げてきたが、日本でいえば、noteを思い浮かべた人も少なくないだろう。
実際、2011年に創業したnoteの成長の勢いはすさまじい。
今や、noteの書き手から、書籍化した作品は80冊を超える。
良質な作品を書き続けることさえできれば、有名無名にかかわらず、書き手がファンを構築し、書籍まで出版できるサイクルが出来上がり始めている。
NewsPicksでは、noteのサービスの設計、戦略を考案しているCXOの深津貴之氏(THE GUILD代表)を直撃。
その目指す未来を聴いた。
INDEX
- SNS型から「SaaS型」へ
- 「クリエイター」のサイクルを作る
- 「アフターデジタル」の編集モデル
- なぜ「ランキング」を作らないのか
- noteを「都市国家」にする
SNS型から「SaaS型」へ
──NewsPicksでは、今回クリエイターエコノミーの特集をやっていますが、ある意味では早くからこういった領域に注目されていた。
僕は、そんなに早かった感覚はないんですよ。
以前から、小さいプレイヤーから様々なサービスが出てきていました。
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この連載について
2021年、「クリエイター・エコノミー」が熱い。ECであれ、文章、動画であれ、ユニークな「個」を武器にファンを作ることで、稼げる時代がやってきた。クリエイター黄金時代の全貌を読み解く。