【島田太郎】褒めて乗せるアメリカ人、否定して不安がるドイツ人
最高デジタル責任者としてデジタルトランスフォーメーション(DX)の旗振り役を担うとともに、東芝デジタルソリューションズの社長に任命された。
「なぜか3年ごとに転機が訪れる」というそのキャリアの軌跡と、これからの全産業に共通の、デジタルで生まれる新しい儲け方に迫る。(全7回)
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この時も、ずっと3年ルールが続いています。
即ち、営業本部長で3年、日本法人社長で3年、
そしてドイツ本社勤務。
そして、ジャンプの幅はより大きく、
決断はより早く。
毎年恒例の社長交代会見。皆さまも見慣れた、または、聞きなれたニュース化と思います。
大半の新社長の口からは、「青天の霹靂」なる単語が出ます。新社長はある日突然、社長室に呼ばれ、「次の社長は君だ」と言われるのだそうです。その瞬間、青天の霹靂の如くの驚きを覚えたというのです。
そんなわけあってはなりません笑
これは日本の「恥」や「謙虚」の文化でもあるようです。ですが、経営トップは社長就任の数年前、社長候補として目されている時点で、本人が社長になった時を想定し、日々の実務をしていることが重要だということです。そうでなければ、社長就任後に結果を出せないことが多々ある。つまり、その会社の従業員が不幸だと思います。
この点、今回の記事で明らかにされる島田さんが経営者になる前から抱いていたマインドセットは日本のビジネスパーソンにおいて極めて重要だと思います。NewsPicksとしても、こうしたマインドをお持ちの方も取材を増やしていく所存です。
少し前のアカデミックではないパリの国際会議で、ジャック・ウェルチが大嫌いなドイツ人参加者がたくさんいて驚いた記憶があります。考えてみればガバナンス構造も全く違う。この記事を読んで改めて「欧米」なんて、ひとくくりにしてしまう粗雑さに気を付けないといけないと思いました。
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