【三浦崇宏】「言葉にできないことを言葉にする」メソッド

2020/1/25

新刊『言語化力（言葉にできれば人生は変わる）』（SBクリエイティブ）が話題の、GO代表・三浦崇宏氏が「言葉の力」を解き明かすインタビュー第2回。今回は「言語化」の方法論にせまる。

【新】言葉を制するものが、「人生100年時代」を制す

NewsPicks編集部

2020年01月24日

言葉で世界は「進化」してきた

──「言葉」が世界を変えうるほどの大きな力を持つのはなぜなのでしょう？

三浦　アフリカ大陸の人々には、虹が10色に見えると言います。

でも、僕たちには虹は7色にしか見えません。なぜなら、虹の色を示す言葉が7つしかないからです。同様に、虹の色を示す言葉が3つしかない国の人からすれば、虹は3色にしか見えないわけですよ。

つまり、言葉がないと気づけないものがあるということです。

（I love Photo and Apple./Getty Images）

コメント

注目のコメント

• 三浦 崇宏

  株式会社GO 代表取締役 PR/CreativeDirector

  ・2020年01月25日

  三浦がなぜ『言語化力』を身につけたのか、そのルーツに迫った記事。それは言葉の可能性。そして言葉の恐ろしさに対する気付きがあったから。かなり読ませる記事になってる。よろしくお願いいたします。
• 碓氷 早矢手

  講談社 宣伝統括部担当部長

  ・2020年01月25日

  表現が豊かな人で、言葉のインプットをおろそかにする人を知りません。
  いわば、言葉の「仕入れ」。
  その仕入れ方が人により違いがあって、面白い。
  「僕自身は、昔から言葉のストックをすごくため込んでいます。
  小学生のときに隆慶一郎の歴史小説にハマったのを手始めに、中学・高校では村上龍にめちゃくちゃハマり、そこから村上龍がよく勧めていたジャン・ジュネやサルトルなどのフランス文学も読むようになりました。
  さらには、ライムスターをはじめとする日本語のヒップホップのラップを吸収したり、『週刊少年ジャンプ』の前向きな言葉たちや、プロレス・格闘技のマイクアピールに勇気づけられたりしてきました」
• 青木 真也

  格闘技選手 ONEFC , DREAM , 修斗チャンピオン

  ・2020年01月25日

  言葉の仕入れ先がどこか問題。
  僕はプロレス格闘技から言葉を仕入れ始めたのが、最初です。格闘技選手も言葉で勝負する仕事ですが、言葉の仕入れ先を持たないと手詰まりになってしまうので、仕入れ先は大切です。言葉だけでなく、触れ合うすべてのものから感じて学んで自分のものにすることが大切です。