【解説】大企業病・パナにも効く「イノベーションの処方箋」
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注目のコメント
ベンチャー企業などで、革新的な取り組みをし続ける読者からすれば、「一体何がすごいんだ」と思われるかもしれません。でも実際、これがすごいんです(笑)
お客さんの現場のデータをさらに外販するだとか、自分が売らなくてパートナーに売ってもらう、機器だけ欲しいと言われても、頑として売らない、こうしたことは、多くの企業ができずに苦労なさっているかと思います。
パナソニックを長年取材していて感じたことは、「優秀な人材がごろごろとおるな」 (笑)でも、大企業にはいろんなしがらみがあって、革新的な取り組みができていない、そんな印象でした。
今回取材したのは、「イノベーションのジレンマ」という、古典的な大企業病の処方箋と関連する取り組みです。古典とはいえ、今も色あせることはないと、実感しました。同世代のPanasonic社員は、破壊的イノベーションを本気で起こせると信じ、起こそうとしてる人が多いです。
バイネームで10人以上あげられるほどです。
100年の区切りで大きくシフトしてる印象があり、学ぶべきことがたくさん詰まっていると感じます。
こういう会社に優秀な脳味噌が沢山眠ってるんで、イントレプレナーがどんどん出て欲しいです!トライアルやサツドラで使われているビューレカの記事!
「イノベーションのジレンマ」通りに執行できているのがポイントだと思うし、事業の作り方が本当に面白い。一方で、パナのアセットを使っている部分もあるだろうと思うし、それがなければスタートアップがやるのと一緒なので、それが何かが知りたかった。
ただ、つまるところはアセットを活用しようとする「重さ」のデメリットが、アセットをフルに活用するメリットを上回っているということ。だからこうやって分けて運営するほうが勝ち筋が見えるのだと思う。そこのバランスをどう取るかが、大企業での新規事業開発のキモなのだと思う。