【1週間要約】Uberの逆風、アップルの勝算、映画サブスクの未来

2019/9/15
今週1週間、アメリカのシリコンバレーでは何が起きたのか?
忙しい読者が簡単に1週間をおさらいできるよう、現地のトピックを5つに絞ってダイジェストでお届けする。
今週はカリフォルニア州の法案で、「ウーバー型」ビジネスモデルに黄信号が灯り、アップルの新サービス内容が明らかに。そして、サンフランシスコ最安値の一軒家が大きな話題になった。
週末に世界のテクノロジー、ビジネスの話題をサクッとアップデートしよう。

①「ギグ・エコノミー」を襲う激震

【9月11日(水)】ウーバーのビジネスモデルに黄信号が灯っている。
ギグ・エコノミーという言葉をご存じだろうか。
これは、インターネットを通じて単発の仕事を請け負い、収入を稼ぐ働き方、経済圏を指す言葉だ。「ギグ」とは、もともとはライブハウスで一回一回の契約に基づいて演奏するジャズ演奏家の仕事を指す英語のスラング。