【最終話・Netflix CEO】今後は壮大なビジュアル作品に投資する
以来、契約者数はゼロから世界1億4800万人(19年3月末)にまで拡大した。その驚異的スケールの秘密はどこにあるのか。創業当初から同社を引っ張ってきたリード・ヘイスティングスCEOに話を聞いた(インタビューが行われたのは17年4月)。
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シリコンバレーが全てではない、というのは本当にその通りです。世界は広く、そしてすごい勢いで動いています。もちろん本当の中心にいる(または今のシリコンバレーを創ってきた人たち)はもっと違う想いを持っている(はず)のですが、自分の半径5mや薄い外の情報だけで思い上がるのはちょっと勿体無いなと思います。
日本企業もまだシリコンバレー神話が続いていて、もっと他の国や業界の状況を見るだけでも、本当に自分たちがやるべきことがも少し明確になるのではと考えています。
含蓄のある記事です。前半、アップルをファッションとテクノロジーを結びつけた会社として評価して、自分たちNetflixはテクノロジーとコンテンツを結びつけることでイノベーションを生み出していくということが述べられています。
そして、その結果として、産業が大きく変わるだろう、という点も興味深いです。つまり、自分たちはコンテンツの流通を大きく変えた存在で、そうした事業コアの部分がしっかりとあるからこそ、イノベーションを起こしているのだ、ということかと。
記事タイトルになっているシリコンバレーの話はそれほど中心的な話とは思えません。
そこよりも、むしろ、この連載に一貫しているテーマに最終回も言及しています。
それは、ビジネスの基本に忠実であることの方が、遥かにイノベーティブであるということでしょう。
つまり、顧客の創造としてのマーケティングを徹底し、新たしい価値の創造としてのイノベーションを追求すること。エッジの効いた技術がイノベーションを生み出すわけではないし、派手なプロモーションをやっても顧客が創造できるわけでもない。
さらに、前回までのテーマであった組織文化の構築はそれを可能にするために不可欠である、と。
つまり、派手なことに目を奪われることなく、マネジメントをしっかりと行うこと、これこそがこの連載を通じて見えてきた、真新しくはないが、とても重要なメッセージだと思います。
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