【Netflix CEO】適切と考える量だけ働き、休暇を取りたいだけ取れ

2019/6/13
宅配DVDレンタル業者としてスタートしたNetflixが、動画ストリーミング配信に乗り出したのは2007年のこと。

以来、契約者数はゼロから世界1億4800万人(19年3月末)にまで拡大した。その驚異的スケールの秘密はどこにあるのか。創業当初から同社を引っ張ってきたリード・ヘイスティングスCEOに話を聞いた(インタビューが行われたのは17年4月)。
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ホフマン Netflixでは、率直な会話が重要なカルチャーの一部だということですが、それを建設的で、ある意味で楽しいプロセスにする工夫はしていますか。
ヘイスティングス グループごとにいろいろ工夫はありますが、手がかりとなるアイデアを提案する努力はしています。
その一つは、「スタート、ストップ、継続ディナー」。職場の夕食会で、出席者それぞれが、やめてほしかったこと、やってほしかったこと、そして続けてほしかったことを順番に伝え合うものです。
日々の仕事中でも言えることかもしれませんが、多くの人にとっては、こうしたきっかけがないと言いにくいものです。