【初公開】仮想通貨マイニングの「聖地」をのぞいてみた

2018/7/13
2018年6月下旬、富山県。NewsPicks編集部の記者が、小さなビルの2階に足を踏み入れると、そこには仮想通貨を掘り起こす専用マシンがずらりと並んでいた。
ここは24時間365日、無人で仮想通貨を掘りつづけている、新しい「マイニングファーム」だ。この部屋だけで、最大500台近いマイニングマシンを収納することができる。
「電気代が日本で一番安い北陸地方は、これから仮想通貨マイニングの『聖地』になるかもしれません」
直近の相場で、1台あたり1日800円、1ヶ月で2万4000円、1年間で28万円を稼ぎ出す。フルキャパシティならば、年間1億4400万円を生みだす計算だ。こうしたマイニングファームは今、日本の富裕層にとって魅力ある投資商品なのだという。
NewsPicksはその内部に入ることを許され、事業を取り仕切るジェイベース社の小田嶋康博・代表取締役へインタビューを敢行した。