ガチャか買い切りか。悩める任天堂「スマホ課金」の大実験
2017/9/8
「ついに任天堂も、スマホの軍門に下ったか」
2015年3月、任天堂は突如として、ディー・エヌ・エー(DeNA)との資本業務提携を発表した。
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以前にも書きましたが、マリオランが敢えて買いきりモデルに拘って、「失敗」したことについて勝手に邪推しているのは「最強コンテンツのマリオでダメなんだから収益モデルとして成り立たない」ことを社内外で理解、納得、説得するための実験だったのでは?ということ。中途半端なIPでうまくいかなくても「ひょっとしたらあのIPなら」みたいな声が出てきたり、都度課金で何かうまくいかないことがあると「ほら、言わんこっちゃ」みたいな人が出てくることを、事前に戦略的に潰したのだったらすごいことだと妄想しました
好みによるという前提で言えば、「金をかければ強くなる」という事実を持ち込んでしまうと、「ゲームの中でも経済格差が物を言うのか・・・」と辟易とする人はいないのだろうかとも思います。とはいえ、個人的には買い切りが好みではありますが、サービスを購入する行為に関しては対価が発生するのは当然ですし、それを「課金」と呼んで敵対視する風潮もあまり良くないのかなとは思います。いずれも嗜好次第で多様な財・サービスがあると整理しています。
"「スマホゲームをこれまでやってこなかった任天堂は、ここで課金のノウハウを蓄積しているのではないか」"
トラディショナルな企業とネット企業の提携としては実に割り切った上手な関係と言えそうです。
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