ベンチャー投資に見る日本と中国の圧倒的な違い
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>アメリカの7.1兆円、中国の3兆円、そして日本の1300億円。この数字は、近未来の新しいビジネスは、日本がアメリカと中国に完全に支配されてしまう。
由々しき問題。
>アメリカが今年、ベンチャー企業へと投資をした金額は合計すると7.1兆円。ふりかえってみれば、Web、スマホ、そしてFinTechという成長領域は、日本ではすべてアメリカのハイテク企業に制覇されてしまっています。
これでいいと思う消費者が日本に多いのだと。
iPhoneの日本での売れ行き見ればわかります。
そして、自分の会社(外資ではない)はどんどんと苦しくなって給料も上がらないと嘆いている?
当たり前でしょ。
とても参考になる記事でした。(身の振りを考えないと。。)
【追記】
王さんのコメントに脱帽。
その通りだと思います。
中国から仕事を発注される日がもう来ているのだと。
そういう時代になってきた、意識はしてましたが。
【追記2】
朝倉さんのコメントも大変に納得。
本記事、よい学びとなっています。
★保存版★起業★IoT★ICT★
注目のコメント
リブライトパートナーズさんの下記のポストに詳しいですが、2015年における米国のベンチャー投資が590億ドルに対して中国は370億ドル。2年前までは5億ドル弱だったので、2年で8倍弱の成長です。片や日本は12億ドルで中国の30分の1。
http://rebrightpartners.com/ja/2016/09/01/china-startup-fundraising/
もちろん中国全体の景気変動と連動して投資額も上下動することでしょうが、ベンチャー投資においては完全に米中二強の時代です。
これは単に日本も投資額を増やすべきという問題ではないでしょう。実体経済が成長して需要が生まれ、未来に対する期待が生じているからこそ、アニマルスピリットを持った人間がわんさかと出てくる。起業家の総量と投資額の総量は、ニワトリと卵の関係だと感じます。
仮に起業家の総量を増やしたいのであれば、パブリックセクターはスタートアップにお金が流れる仕組みを作ることもさる事ながら、より本質的には教育を変えるということに心血を注ぐべきでしょう。今まで教育されてきたのと全く異なる立ち居振る舞いを求められているわけですから。
起業家の立場としては、いかにこの中国のお金を引っ張るかに知恵を絞るのが良いかと。そのうえで、シリコンバレーという第三国を経由してコミュニケーションすることがポイントではないかという話題を、ちょうど昨日話していたところです。ベンチャーへの投資は米中併せて10兆円。
対して日本は1300億円。
圧倒的な差で、日本のピンチと見ることも出来ますが、そもそもお金は日本で調達しなくたっていいはずです。
グローバルに仕事ができる人には、大企業だけどドメスティックな基盤しかない会社に大きな差をつけられる、夢のような環境かもしれませんよ。
お金は天下の回り物。
バブルの時は日本の資金が世界中を潤しました。
都合よく考えれば、今度はアメリカと中国から、日本が頂く番になっただけかもしれませんね。アリババなど、中国やアジアベンチャー企業については、Tech in Asia Singapore 2016のイベントリポートもぜひ、ご参照下さい。この手のイベントに行くと、肌感覚得ベンチャーの動きや考えが分かるので、参加をお勧めします。
リポート1:アリババとバイドゥがASEAN戦略を強化
https://newspicks.com/news/1596569
リポート2:Googleの次世代市場、アリババが参入する東南アジアのEコマース
https://newspicks.com/news/1598657
リポート3:日本からの参加はごくわずか、アイデアに富むアジアのスタートアップたち
https://newspicks.com/news/1600748