配車アプリのグラブが7.5億ドル調達 ソフトバンクが追加出資
コメント
注目のコメント
グラブは、マレーシアで企業、シンガポールで資金調達で成長してきた企業。現在は、マレーシア、シンガポールのほかに、インドネシア、フィリピン、ベトナムで展開中。
ライドシェアとタクシー両方を利用できる点が特徴的。もともとは支払いも現金のみ(というか、もっともとのグラブは、タクシーにチップを設定して捕まりやすくするというアプリ。マレーシアのタクシー事情ならでわで生まれたサービス)だったのが、クレジットカードにも対応。
コールセンターは自分が使った限りはしっかりしていて、以前、シンガポールで車中に忘れ物をしたときも、すぐに対応をしてくれて無事に戻ってきた。
他方、ユーザーとして思うのが、運転手の質の劣化。ウーバーや、ローカルタクシー(シンガポールのコンフォート、インドネシアのブルーバード)といった競合があり、複数のアプリを使用している運転手が多い。過当競争の感もある。
評価システムがあるが、ライドシェアにほぼ特化しているウーバー(ウーバーも最近はタクシーを呼び出せる地域がアル)に比べて、グラブは評価システムが機能しにくい印象がある。
一般タクシーもグラブを使えるので、一般タクシーで質の悪いタクシー会社の混在がユーザーとしては困る。そのため、最近は、グラブを使うときは、もっぱら、「カー」(=ライドシェア)を使っている。時と場合により、かつあくまで個人的な経験の範囲だが、呼んでもなかなかこちらの場所に到達できないという現象を最近多く感じる。
グラブとウーバーの乗り比べた体験記を過去に書いています。東南アジアにお越しの際には、ぜひ、試してみて下さい(シンガポールはコンフォートタクシー、インドネシアはブルーバードタクシーの方がよいような気がしますが、シェアリングは体験して初めて的確に語れるもの)。
Uberを迎え撃つローカル勢Grabの強み
https://newspicks.com/news/1517105
Uber vs. Grab、使い倒してわかった強みと弱み
https://newspicks.com/news/1518265
(https://newspicks.com/news/1788496へのコメントを転記)Grabの創業者アンソニー・タンはハーバードビジネススクール卒業の超エリートなのに常識的で気さくなナイスガイ!
タクシー配車からスタートしているところも(タクシー会社の私としては)好感度大で、これは彼自身がマレーシアで自動車関連事業の二代目という出自を反映した戦略です。
当社もグラブを見習って頑張ります!下記でGrabが資金調達する意向という報道があったが、Done。事前は6億ドルだったが、実際には7.5億ドル、ソフトバンクなど既存投資家からの調達とのこと。
https://newspicks.com/news/1702288?ref=user_100438