習い事にレジャー…低所得家庭の子ども約3人に1人が「体験ゼロ」、年収別で2.6倍以上の差も…日本初の全国調査で判明した体験をあきらめさせる壁
コメント
注目のコメント
大学の入試などで単純な学力だと高所得者が有利になるので、学力だけではない体験などを重視すべきという主張もありますが、むしろ習い事、ボランティア、留学などの様々な体験の方が経済的な余裕がないと参加させられないことも多く、勉強さえできれば受かる入試の方が実は公平だという主張もあり、この記事で述べている構造が正にそれですね
コメント欄みて愕然とする
これを見ても低所得でも工夫すればとか、本人次第と考える人もいるのですね。
現代の低所得の子どもの典型的な放課後の過ごし方はCMにあふれるユーチューブでゲームのプレイ動画みたいななんとなく見やすい動画を見続けることです。
原体験に乏しいから、幼児向け以外のアニメや漫画は理解できなかったり、集中力が持たなかったりする。
子どもたちは楽しみのためにそれを見るのではなく時間を潰すためにそれを見る。工夫をせずに暇を潰せるようになった弊害です。安全だし手もかからないから親もそれを許容してしまうというか、せざるを得ない。
お金をかけずに勉強できるコンテンツがあったって、そもそもの向上心が湧くような環境にいません。今まで周りの子どもが当たり前のようにしていて、自分が望むことがあっても尽く叶わなかった、そんな環境にいれば半ばセルフ・ネグレクトのようになっても仕方ありません。
高学年になっても、中学生になっても自分で調べて努力するだけの能力が育つはずもない。
一番の貧困はマインドなんですよ。
で、クラスメイトはそんな子ばかりじゃないですから話は合わないし、話をしてたらなんとなく劣等感に苛まれるので、むしろ関わりを避けてしまう。
いじめられなくても孤立します。
人間関係が希薄でコミュニケーション能力も低いままです。
もちろん例外はいくらでもいますよ、でもそれは親以外の大人との関わりとか、類まれな才能とか、そういうイレギュラーがあっての話です。イレギュラーがなければ上みたいになるのが必然だという話です。
別に親が悪いわけでも、教師が教育を放棄してるわけでもないです。
低所得と、長時間労働、核家族化、子どもの居場所の減少。諸々が悪魔合体した社会問題です。なんか『大学に行くのが当たり前』とか『習い事をして普通』とか『老後に2000万円必要』とかそういう常識で固めれてしまってる風潮が僕には引っかかります。大学にしても習い事にしても行っていても普通だし行かないのも普通・・・そういう緩い社会であってほしい。
その上でカネをかけた方が効率的に良い体験できることは事実だろうし、経済的な理由でそれが出来ないのは残念であるとも思う。ただ昨今の自己投資にしても『カネがかかるもの』っていうのも違和感があって、ネットによって安価に知識が得られたりカネが必須って自己投資ばかりではない。子供らの体験にしてもクラブ活動だけでなくボランティア活動など探せば出来ることはあるはず。日本が貧しかった時代にオモチャが買ってもらえず自分で工夫して作るみたいな経験は中高年はあったりする。好奇心と行動力があれば植物を育ててみるとかそれなりには体験できると思う。逆に興味がないのに習い事をさせて実りがないってことだってある。カネもそれなりにあるといいが好奇心と行動力が基盤になるように思う。