岸田内閣支持率22% 3カ月ぶり20%台回復 毎日新聞世論調査
コメント
注目のコメント
やはりアメリカに国賓で招かれ、議会でのスピーチ、その他諸々の言動が好感されたのでしょう。また、自民党への批判を安部派への批判へと変える切り離し戦略も一定程度成功しているのでしょう。ただ、厳しい状況に変わりありません。来週の補選の結果次第では、党内政局が激しくなります。
5%支持が上がっても不支持との開きはかなりありますから、そんなにすごい変化ではないと思いますが、上がった要因はやはりバイデンとの首脳会談でしょう。ちょうどその頃イスラエルの攻撃があったので、岸田総理としては驚くほどタイミングがバッチリでした。内容は日米同盟を強固にして防衛費増やします、うちも武器を一緒につくりますからよろしくお願いします、というもの。日本はドイツやイギリスとも武器の輸出も視野に入れて協働開発をしています。共同開発した方が安く仕入れられますから、カモネギになる確率はほんの少し減りますから共同開発は良いこと。また、今のアメリカは世界最強ですから、この同盟路線は間違いではありません。
ただ、防衛費の金額的ツケは国民に廻ってきますから、そこはもう少し国内での議論が必要と思います。期待度が低かった割に岸田さん自体は頑張っていると思います。
清和会を解散に追い込み、二階氏を引退に追い込むなどなかなかやるなあ…という印象。裏金問題は岸田さんの責任ではなく、自民党自体の問題ですし、誰がやっても支持率低下は起こったと思う。
支持率の低下は岸田内閣への評価というより、制度疲労を起こしている日本の政治構造に問題があると思う。
根本的な課題は、保守と言うより寄せ集めの既得権益政党である自民党と、政権担当能力に著しい不安を感じさせる野党という政治構造自体にある。
今後の日本のありかたを国民が選べるような「二大政党制」に政界を再編した方がいいと思う。