“EV移行の勝者”BMW「色と同じように動力源も選べるようにすべき」 | 老舗のブランド力と技術力が強みに
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BMWのエンジン車を2台買って乗った経験があります。
エンジンは伝説の直列6気筒も、当時のベーシックである2リッター4気筒もどちらも素晴らしくスムーズで好印象が残っていますが、いかんせんボディーの経年劣化が驚くほど早かったことと、電気系統のトラブルが頻発したことで、どちらも3年目の車検を通さずに手放しました。
という経験がある私にとって、エンジン車の電気系統でトラブル頻発のメーカーのEVなんて、ブラック・ジョークにしか思えないし、それを支えるボディーも劣化が早いのですから、魅力ありません。
なのでBMWのEVは、あくまでBMWファンが買うだけにとどまると思います。
因みに現在の私の愛車シトロエンC5は、現在12年目で、素晴らしいサスペンションとボディーは劣化がほとんどなく、電気系統のトラブルは10年目にエアコンのセンサー不具合が起こったのが唯一で他の故障は一切なし。そしてエンジンは素晴らしいBMWの1.6リッターターボです。つまり私の愛車はBMWの良いところ(エンジン)だけを取り出して、駄目なところはトヨタ系サプライヤーが支えるシトロエン、という理想のスペックで、12年乗ってもまだまだ飽きません。
注目のコメント
ノイエ・クラッセは小型バッテリーと言っても、セルはテスラと同じくらいの4695/46120サイズの円筒形です。パックを小型化したという意味なのでしょう。
それよりもBMWは従来SamsungSDI製の角形セルを使っていたところを大型円筒形セルに変更することの方がニュースです。パック単位では容量が増えることが大きな理由のようです。
方やLFPは、CATLもBYDも角形の長細いパック形状でセル搭載率や熱マネなどを改良してます。
限られた空間に最密充填するには、円筒形が良いのか角形が良いのかは自明ですが、温度制御をする上ではテスラのオクトバルブが知見を貯めているように円筒形が優位のように映ります。これを熱安定性の高いLFP正極に変更することで角形の熱マネの知見をGotionなども加わって中国勢がパック技術で差別化しているようです。かつては絹のような直列6気筒が魅力だと評されていたBMW。今はこの対極に思えるディーゼル4気筒が日本で人気です。
EV時代もBMWは動力源に関係なくその佇まいとブランド力で売れ続けるだろうし、EV専用プラットフォームに慎重なのはEVの普及速度を読みきれない証左。勝つより負けない戦いを展開しています。これから日本にも入って来ることになると思いますが。EVを、重たい高級車で成立させようとすると、たくさんの電池積むために「(タイカンみたく)タテヨコ広げる」か、上に伸ばすかする必要があると思います。
BMWさんも同じ、しかも他のパワートレインでも同じプラットフォームということになると(生産台数の少ないメーカーでは仕方ないと私も思いますが)、EVで割り切った欠点を全ての車種が持つことになります。
実際、乗ってみたEV、乗車位置が高いにも関わらず、前方の視界がかなり悪いように感じました。ディーゼルでも同じことになるのではと思います。購入を予定されてる方、ご参考まで。
追記
主にSUVとか、7シリーズみたいな「デカい」車の話、です。ラインアップ調べてみると、BMWさんもメルセデスさんも、BCセグメントのEV(日本で人気のあるカテゴリーですよね)「申し訳程度」しかありません(儲けがでないからだと思います)。2035年以降全車EV!、はさすがにみんな断ったので、日本はしばらく独自の展開を余儀なくされるかもしれませんね。
BMWなんか、トヨタのハイブリッド改造して乗っけりゃいいのに(笑)。