低空飛行の東証カーボンクレジット市場。「うまくいかない」は必然、専門家が指摘する3つの理由
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カーボンクレジット、カーボンプライシングはある意味経済外部性を市場に持ち込んだものだと思っています。供給量が少ないという視点は、これまでただノリしてきた生態系サービスに価値をつけろと言われてもやり方がわからないという企業が多数だからかと思います。カーボンクレジットで新たな収益を得て、山や土地、そして環境をよくしていくという認識が広がればいいなと思っています。
また環境活動家は変わらずオフセットに対する批判を続けています。というのも、前提として削減努力したが、残りは相殺すればいいという、カーボンクレジットはある意味妥協案とも捉えられるからです。
注目のコメント
>「まだ認証の仕組みに対する懸念が払拭されていない状況です。これは日本というよりグローバルなボトルネック。カーボンクレジットを購入すること自体が『グリーンウォッシュ』と見られ、しかも将来的にはしごを外されるリスクがあるとしたら、企業が及び腰になるのも当然でしょう」
市場が低迷な理由はこれに尽きるでしょうね。