「6月議会をもって職を辞する」川勝平太知事が辞意を表明「職業差別は皆無です」静岡県の川勝平太知事が会見で説明 物議を醸す発言で
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「野菜を売ったり、牛の世話したり」というのは、伊豆地域をおとしめているのです。
前にも知事は、伊豆地域について「コシヒカリしかない」といったことを言っていました。
静岡県は、旧国名でいえば、
遠江(浜松など西部地域)
駿河(静岡市など中部地域)
伊豆(伊豆半島地域)
から成ります。
この3つは、歴史上の代表的な人物も、徳川氏、今川氏、北条氏など、異なっていて、仲間意識はなく、むしろ対立関係にありました。
川勝知事の支持基盤は浜松などの西部地域です。
西部はスズキやヤマハなどの大企業の本社もあり、最も人口が多く、豊かです。
東部の伊豆半島は、現在では一番割を食っていて、農業と観光が主産業です。
西部を基盤とする政治家にすれば、中部(県庁の公務員もここに入る)と一緒になって東部をこき下ろすことは、西部、中部で支持が高まるので、選挙などを考えると有利になります。
東部は自民党の地盤なので、どうせ自民党に投票します。
分断統治というやつです。あまり知性的なやり方ではないし、県民全体のためにはなりません。去年、不信任決議案がギリギリ否決された時に「次に不適切発言をしたら辞職する覚悟」と言っていたので、電撃とはいえ辞職表明につながることは意外ではない。
知事与党会派のふじのくに県民クラブも、単独で不信任決議案を否決するには議席数が足りない。不信任を突きつける側の自民党も自民党で大分厳しいが、知事が自ら辞めなくても不信任決議が通るリスクすらある。辞めるしかないだろう。これでようやくリニアも動き出すということです。日本の首長の権限は強いので、個性的すぎる知事は住民(さらには国民)にとって邪魔になることがよくわかったと思います。授業料は高くついたようですが。