コストコに下請法違反で勧告 不当減額と返品で3550万円
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日産も勧告を受けていましたが、最近は下請法の取締りがますます厳しくなってきましたね。
下請法自体は1956年に制定されたものの、取締りが厳しくなってきたのは平成後期からで、消費税の税率が改訂されたタイミングや、昨今のインボイス制度導入に伴って、厳しくなっている印象です。
以前は形骸化していた、という話を聞いたことがあります。(あくまで聞いた話レベルですが)
大企業の方が当然に力関係が強いので、下請けを守るための取締りももちろん必要ですが、下請けサイドとしては、特定の取引先に依存すること無く、新しいチャネルの開拓や業界他社との差別化を進めて、オンリーワンの価値を作っていくことが求められると思います。
いくら下請法で守られても取引先の会社が潰れてしまったら、取引を守って貰うことはできないですから。>総菜やパンなどのプライベートブランド商品を製造する23社が約2年間で計約3550万円分の損害を受けたと認定した。
総菜やパンで返品していたとしたら、返品された側は扱いに困ってしまうでしょうね。ナマモノですし。
もちろん不良品など返品が正当な場合は仕方ないでしょうけど。
どうして日本はWin-Winの関係を築けないんですかね。弱いものイジメをする構図は学校でもビジネスでもホント変わらずにあるよね。アメリカが「これはもうちょっとほっとけない」ってことになって独占禁止法を作ったように。この国の商慣習が「許容できない」弊害を見せ始めて来たからには「なんかせなしゃあない」みたいなことなのかも?、って思います。
何か「必達目標」ってのがこの先の予測も考えずに上から降ってくる会社はたくさんありそうで(業績予想、なんての出さなあかんし)。上に言い返せないのならば、弱いとこへしわ寄せするでしょ、って。