米失業率2年ぶり高水準、労働市場に減速感-雇用者数は伸び堅調
コメント
注目のコメント
パウエル議長的には雇用環境の底堅さ証明出来て来週CPIに臨む事に。
個人的には失業率3.9%と改めてリセッション懸念(一方でインフレ撲滅の目処立たず)とも見えますが、イイトコ取りの現状マーケットは臆せず楽観継続なんでしょうね、。雇用者数を3ヵ月移動平均でみると26.5万人と強めです。平均時給の伸びも前月比こそ+0.1%と1月の+0.5%から縮小しましたが、前年比では+4.3%と前月の+4.4%とほぼ横ばいかつ水準的にも高いままです。一方、賃金に関しては先行指標とされる自発的離職率、アトランタ連銀の賃金トラッカーともに低下トレンドにありますから、賃金インフレも次第に減衰する方向にはあると考えられます。来週12日のCPIが重要です。