専門修了の留学生、就職しやすく 政府、在留資格の規定見直し
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専門学校を修了した外国人留学生らが日本で就職しやすくなるよう、在留資格の規定を見直したことはとても良いと思います。ただし、外国人が日本で働き続けることができるような環境作りもとても大事だと思います。例えば、外国人が家を借りる時に大変な思いをしたり、円安の影響で日本の賃金の魅力を感じにくいところがあったり。
注目のコメント
日本の現在のビザの枠組みは厳しさがあったので、一歩前進かもですね。今はすでに日本ではたらいているか、日本語学校に留学生ビザでいるか、配偶者が日本人か日本在住かなどの限られた人にしかスムーズに就労ビザが出なかったので、今回のは新しい就労ビザにつながるルートができた感じです。
実際に「職業実践専門課程」とはどういうところか調べたところ、HAL東京や文化服装などのほか、ドローンの操縦士養成学校、歯科衛生士養成学校、声優学校、CGを学ぶ学校など幅広くあり合計で1,093校、 3,165学科が「職業実践専門課程」として認定されているとありました。
私がよく知っているITプログラミングを数ヶ月で学ぶブートキャンプはこの課程として登録されていないようでした。今後のIT人材不足のことを考えると、教えるクオリティに定評があるプログラミングスクールも職業実践専門課程の認定を受けられるようになると良いなとIT系の仕事探しに関わるものとしては思います。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1280896_1.pdf留学生が卒業後、日本で正社員として就職するためには、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格ビザを取得するのが基本です。
技能実習とか特定技能ではなく、正社員として永住も前提で日本で就職するためには、このステップが重要です。
「技術・人文知識・国際業務」を取得するためには、大学院か大学か専門学校を卒業している必要があります。
「技術・人文知識・国際業務」を取得するにあたって、大卒と専門学校卒では何が違うかというと、大卒だといろいろな業種で融通が利くのに対して、専門学校卒は教育課程の内容との関係が求められます。
たとえば、自動車整備の専門学校卒なら自動車整備の会社になら就職できる、といったふうにです。
それから、専門学校を卒業していても、その分野への就職はできない場合もあります。
たとえば、美容専門学校を卒業しても美容師にはなれない、保育の専門学校を卒業しても保育士にはなれない、といったことです。
これは、そもそも美容師や保育士といった職業が法的に外国人に開かれている職業ではないからです。
大卒の方が、就職の選択の幅は広がる、ということがいえます。
専門学校卒の留学生は、就職先が制限されているため、専門学校で募集されている就職先にすんなり就職していったりもしますが。外国人人財の活躍には前向きな判断ですが、正直驚くような成果はないように思います。在留資格も、どの在留資格を認めるのでしょうか。そこが、この記事からは判断できませんでした。「技術・人文・国際」、よく業界では、「技人国」と略される、大卒以上でないと取得できない高度ビザを出すのでしょうか。もし、そうだとしたら、すごく枠が広がります。専攻していた内容と合わない仕事でも在留資格を認めるとのことなので、それは無いように思われます。
となると、結局あまり大きな変化は無いように思うのです。