(ブルームバーグ): 「ポケットモンスター」シリーズの新作スマートフォン向けアプリゲームの発表を受け、開発に関わるディー・エヌ・エー(DeNA)株が28日の取引でストップ高となるなど、人気IP(知的財産)としての強さが改めて浮き彫りとなった。

2024年内に配信予定の「ポケモン・トレーディング・カード・ゲーム・ポケット」では、ポケモンカードを集めて対戦する遊びをアプリ上で体験することができるという。ポケモンカードゲームの開発元、クリーチャーズとDeNAが共同開発し、ゲームのプロデュースや開発などを手掛けるポケモンが販売する。

この発表を受け、約3年半ぶりの安値まで下落していたDeNA株は28日の取引で25%高の1527円まで急反発した。

ポケモン関連では、「ポケモン・レジェンズZ-A」が25年、任天堂の家庭用ゲーム機「スイッチ」向けに発売されることも発表された。

日本発の人気IPであるポケモンは最初のゲーム発売から28周年を迎えても人気が続いており、ライフサイクル終盤に入ったスイッチにとっても販売増が見込める優良コンテンツとなっている。

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