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「体内のゴミ処理システム」を治療に活かす方法を探すAI創薬企業VantAI

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注目のコメント

  • 髙橋 宏瑞
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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    実現可能性がどの程度なのか、判断できない内容です。生成AIを用いる事と、分子レベルでのプロテインデグレーダーのアイデアを掛け合わせて、新薬の開発に挑戦する様です。

    様々な方法で新薬開発には取り組まれておりますが、実現可能性は基本的には低いと考えます。生成AIを活用する事によってそれがどれくらい高まるのかは未知数です。

    変化の大きい時代を迎えており、未来予測はさらに困難を極めていきそうです。


  • 高橋 義仁
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    専修大学 商学部教授

    記事にある「多くの老廃物が発生する。そのため私たちの細胞は、体内の不要なゴミを分解する『プロテインデグレーダー(タンパク質分解物質)』と呼ばれる特殊な化学物質群によって、自然なゴミ処理システムを進化させてきた。」との部分は、既知の「代謝経路」を指すと思われます。

    代謝経路とは、生化学において細胞の中で起きる連鎖的な化学反応のことで、この時にエネルギーが発生し、また副産物は廃棄物とみなされて、細胞から除かれます。

    記事は、体内にとって不要な物質を既知の代謝経路に組み入れるための「分子糊」を見つけることの有用性に触れていますが、私が知る限りこの方法での新薬の開発の成功事例はありません。記事には、それでも、そのパイオニアを目指す理論的製薬方法論構築ベンチャー企業の紹介と、そこに活路を見出したい製薬企業企業の考え方が書かれています。

    萌芽的研究の段階で研究者や事業開発の力量をもつ個人にコンタクトを取り、広く可能性を見出していくのは欧米製薬企業のやり方です。先ほどまで、ドバイで開かれていた健康科学領域のリーダーの会に私も参加し、コラボレーションのアイディアを提供する機会に参加していました。こういった会合に日本企業の参加はめったにないのですが、財力や能力の点などから、日本企業には難しいのかもしれません。しかしブルーオーシャンを取りたいなら、前例にとどまらない投資は必須だと思います。


  • 渡邉 博文
    WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)

    タンパク質分解誘導薬は創薬の界隈では現在とてもホットな話題です。
    こちらに開発状況があります。既に承認されている薬もあります。
    https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.nihs.go.jp/mtgt/pdf/section3-1.pdf&ved=2ahUKEwiwp9fHhMOEAxXoka8BHYEwDp8QFnoECAcQAQ&usg=AOvVaw25o6xObSUM4ONILrDZNgTS


    通常の薬が標的分子の働きを邪魔するだけなのに対して、標的分子そのものを分解してしまうということで強い効果が期待されています。

    ただし、副作用が強いという情報も上がりつつあります。

    抗がん剤などの分野で治療戦略の一翼を担う可能性のある技術です。動向をよく追っておくとよいと思います。


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