2024/2/29
【熾烈】三菱UFJ vs 楽天 vs SBI「オルカン競争」がアツい
新NISAがスタートして2カ月が経ち、大ヒットを見せている「2大投資信託」──オルカンとS&P500。
金融各社が同様の投資信託を展開する中で、群を抜くのが三菱UFJアセットマネジメントが手がけるオルカンとS&P500だ。
投資人数は、オルカンが250万人、S&P500が300万人を超える。
ある大手銀行の社員は、こう漏らす。
銀行界のトヨタ(国内最大手)のような存在の三菱UFJ系が「業界最安値」を掲げて、競争をくぐり抜けていくなんて、ほんとズルいですよね。
三菱UFJが「オルカン」を発売したのは、2018年でまだ発売から5年ほどにすぎない。競合に「ズルい」とまで言われる「兆円規模のファンド」は、短期間でどのように誕生したのか。
現在、楽天証券やSBI証券と熾烈な争いになっている現状も含め、ポイントごとに見ていこう。
- 1️⃣ オルカンの意外な買われ方
- 2️⃣ 誕生ヒストリー
- ⚪︎「Slim」と「Fat」の理由
- ⚪︎ 投信界「3つの不思議」
- ⚪︎ 力点を置いた「口コミ」
- 3️⃣ どう勝ち抜いてきたのか
- ⚪︎ 1回戦は「vs 楽天VT」
- ⚪︎ 2023年は「vs 野村・日興」
- 4️⃣ 楽天の猛攻 ←イマココ
- 5️⃣ NISA「4000万人時代」へ
- ⚪︎ インデックス手数料に一石投じる
- ⚪︎ MUFGは資産運用を「第4の柱」に
- 📍オルカンユーザーへのメッセージ
1️⃣ オルカンの意外な買われ方