【プロ直伝】低PBR銘柄から「お宝」の探し方
- 市場を裏切り続けてきた会社の変革
- 本気の会社はここまでやる
- 晒された”超不名誉”リスト
- 触っちゃダメ!NGリスト
- 「本気度」の測り方
- あの地銀も変わった
- 「横並び」の圧力
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経産省が伊藤レポートを発表し、「日本企業もいよいよROE8%を目指すぞ!」という機運が高まったのが2014年。当時は盛り上がりましたが、日本企業の資本効率が劇的に変わることはありませんでした。
ただ、今回の東証改革はちょっと違いそうです。「PBR1倍割れ」という基準のわかりやすさに加え、東証が矢継ぎ早に手を打っているからです。
記事中でも「こんなところまで変わり始めたのか!」という企業がいくつか登場します。10バガーは難しくても、ダブルバガー、トリプルバガーが続々生まれる素地が整ってきたと感じます。
ある程度規模のある企業を改革するために1番初めにやらなければならないのはセグメントの損益の可視化と見直しだと思います。
現場はあんまり意識する必要ありませんが、経営、マネジメントは会社の事業の状態把握に関して全員同じ意識にならないといけません。
そのために必要なのが、セグメントの適度な粒度と迅速な可視化です。
"投資家から「わかりにくい」と不評だったセグメントの区分を見直すなど、市場との対話も強化した。"
記事でシンプレクス金賢氏が書かれている観点、共感する。
特に本気度の部分について、対外発表するということは自分たちの課題に向き合おうとしているかという第一ステップの示唆でもある。そしてそこに対して、施策が具体的か。
記事に書かれていない観点では、値上げ中心に利益率を上げる意思と施策があるか。個人的には日本の製品・サービスは安すぎると思っている。価値を理解し、適切に顧客に訴求することは経営の一丁目一番地。逆に値上げできないものについては、競争力がないという観点で、撤退・売却も必要。
値上げをできなければ、よほどその会社が生産性改善をする余地がない限り、人件費や財・サービスの値上がりトレンドのなかで、従業員もハッピーに働けずに退職リスクが増えていく、もしくは利益率が圧縮されていく。
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