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コメント
注目のコメント
アメリカではローン額が低いほどデフォルトの割合が上昇するとの指摘がある。ローン額5000ドル以下のデフォルト率は30%以上、10万ドル以上では20%。ローンで学校に行ったが結局投資に見合う結果(就職)は得られず、卒業後の収入と返済額のバランスが崩れているということ。
ローンに見合うだけの結果が十分期待できるかどうか。これは日本でも(またローンでなくても)同じことがいえるだろう。
The least student loan debt, yet the most likely to default
http://www.washingtonpost.com/news/get-there/wp/2015/02/20/those-with-the-least-student-loan-debt-can-be-most-likely-to-default/名指しで僕が留学している大学が出てきていますね。僕は一年間の留学生でローンについては分かりかねるところがあるので、ここに通う友人たちのコメントを待ちます。
ノースイースタンからもボストン大学からも生徒のコメントがくるはずです。笑
確かに僕もこっちに学費を払っている身としては日本に比べればかなり高いと感じる。僕の大学からの留学生だとこうなっています。
学費13,684ドル【内訳:Tuition(13,584ドル) + Program fee (40ドル) + Student Service Fee (60ドル) 寮費(4,600ドル)と食費(2,415ドル)の計7,015ドル
これに加えて、保険が2000ドル。なのでトータルで約22000ドル(約264万円)これが一学期分です。
ちなみに正規の生徒だと1年間で、
Tuition $47,422
Room (depending on type of accommodation) $9,570
Board (most dining plans) $4,950
Fees $1,014
Total Estimated Expenses $62,956
これらに加えて、
Books and Supplies $1,000
Personal Expenses $1,320
Local Transportation (average) $630
Total Other Related Expenses $2,950
なので合計で約$66,000(約800万円)ってところがリアルな数字ですね。
たしかにダイニングホール(寮の食堂)やfitrecと呼ばれるジム、自前のスタジアムなど施設は早稲田とは比べものにならないクオリティ。最近、エンジニアの実験の施設なども3Dプリンタなどを揃えた最新鋭のものに。ただし授業に関しては生徒と教授の授業に対する熱以外に大した差はない。「個人的には日本に戻って働きたければもはや価値を感じないんだよなあ。」というnadaさんの意見は的確かも。現場報告になってしまいましたが、長くなったのでこの辺で。
【追記】
長い上に追記ですいません。無料会員はPickできないみたいなので代わりに手短に。
ローンを借りている子は周りに多くはないとのこと。奨学金とfinancial aid(政府からの援助)を併用する子が多いとのこと。ただ、これは家庭ん収入に大きく影響されることと制約が厳しいことで有名。例えばGPAを3.5以上キープし続けなければ打ち切りまたは専攻が決まったものしか選べないなど。またボストン大学は学費が高いですが、NYUならfinancial aidが学費の75%だけのところ、BUは学費全額。こういった条件をみて、入学を決める子も多いとのこと。
それでもどうしようもない学生がローンに行く。そしてローンを借りて、苦しんでる学生もいるとの話は聞くと。ここからは私見ですが、特にボストン大学は芸術系の学部もあるのでそういったところに多いかと。ボストン大学が全米で4番目の大きさを誇るのは、数を集めて、母数を増やすことでビジネスとして成り立たせているのかもしれない。アメリカの大学の学費に関して色々な矛盾が見れる良記事。大学運営もビジネスではあるが、ビジネスであるなら費用対効果が見られる。全ての大学で学費ほどのリターンがないから、学費返済に困窮するのが実際だと思う。そういう意味では、現在の学費引き上げ競争はそのうち収まると思うし、その中で経営が持たない大学は破綻し、最終的には学校数減少・進学率低下につながるのでは?そうならない可能性としては、留学生誘致(そしてその後のビザとの合わせ技)。確率が少なくても、母数を増やせばいいというのはあるので…