自民党派閥の裏金問題 安倍派の政務官2人が新たに辞任へ 後任は未定
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後出しジャンケンは損か得かという思惑も入り乱れて、これからはなかなか大変だと思います。リクルート事件を思い出しますが、あの時は、今回のような違法の常態化とまでは言えない状況でした。安倍派は政務官クラス以上の議員は、ほぼ丸ごと何らかの違法行為をしていた可能性があります。政権は事後処理に追われて機能不全になりかねません。
政治の刷新がお金の流れをクリアにすることであれば、パー券の収支報告だけの問題にすり替えて終わらないようにしないとです。収支報告書に出ない利益は多々あるからです。収支報告書だけ取り締まっても、選挙活動や投票のあり方、国民の政治リテラシーを高めないと似たようなことはずっと続くはずですし、今回のことで言えば記載分と不記載分、どちらもある事務所がわりとあるはずで、金額の大小はありますがほぼ全ての議員や秘書が同罪とも言えましょう。1枚も見逃さず記載している事務所があるとはなかなか考えられません。寄付をしている企業側もそれで利益となることがお金に直ぐ換算されることのみとは限らず、規制を守ってさえいれば収入になることもあれば、公共事業の口利き、製薬会社だと新薬の診療報酬化で利益を得る企業も多々あり、そのバックの仕方もパー券とは限らず、朝食勉強会や昼食会、選挙の時に人や車を出す、事務所の秘書を企業や団体から出向させるなどやり方は実に様々。もちろん寄付した側の利益がある場合は寄付にはなりません。記載のみのことを決着とするなら、どこまで追うことにするのか、またはそれ以外もクリアにするのか。目には見えない良心とモラルが問われていると思います。(今、移動中の電車ですが、電車ひとつ、その線路の部品を納める業者の口利きを議員がすることもあったなぁと思い出し、しみじみしています)