中国恒大に香港高裁が清算命令-資産は本土中心、実質的な回収困難か
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対岸の火事ではないなと感じますね。中国人の不動産投資が自国内が悪くなったことで海外に流れ行っています。オーストラリアにきても中国人不動産投資があまりに大きいという問題は取り沙汰されるし、東京の物件も同じですね。各国がこの手の影響で自国内不動産価格にも大きな影響を受けていく可能性もあるから注意が要りますね。そして中国の次はインドというのもオーストラリアで実感しています。
注目のコメント
恒大の負債総額は2.3兆元(約46兆円)で、債務超過は去年6月の時点で6000億元を超えています。
清算手続きの開始を命じたのは香港高等法院ですが、恒大の資産の多くは中国本土にあります。これを売却するには中国本土の裁判所から許可を得る必要があるので、スムーズに進むかどうかは不透明です。他の記事につけたコメントを再掲
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いつかは清算するしかなかったでしょう。それはわかっていながらここまで引き延ばしたわけです。香港裁判所は異例の判断を続けてきましたが、結局は引き延ばした末に中国にとっては株価対策で躍起になってるという、なんとも嫌なタイミングでの発表に。この影響がどこまで広がるのか、懸念されます。この清算命令で、
① 恒大が香港に所有する不動産は売却しなければならないでしょうが、
② 中国本土に所有する不動産も売却しなければならないのかどうか
①だけでも十分影響は大きいですが、②がどちらに転ぶかで、今後の展開のスピードが違ってきます。
いずれにしろ、中国の不動産価格は下がるでしょうし、金融機関の抱える不良債権も膨れ上がります。