英アパレルブランド「スーパードライ」 商標権の侵害でアサヒビールを提訴
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要するに、アサヒも英国でSuper Dryの商標登録はしていたものの、それはビールに対してであって、アサヒとスポンサー契約したマンチェスター・シティがAsahi Super Dryのロゴを印刷した公式ユニその他のグッズのメディアへの露出や販売を始めるに至って、そちらの分野で商標登録していたアパレルの英Superdryにねらい打ちされたらしい。
Why Manchester City are being sued by Superdry
https://theathletic.com/5188332/2024/01/10/manchester-city-superdry-asahi-sued/
なおアパレルの英Superdryは販売不振で株価が不味い状態だそうです。
ちなみに英Superdryの商標は創業者らが東京のバーで思いついたが、その時はアサヒのスーパードライの事は知らなかったという事になっています。キリンかサントリーのお店だったのでしょうね。
そんな経緯もあって、個人的にはキレのある辛口の英国人ジョークが判決文に出てこないかなと、明後日の方向で妙な期待。なるほど、ビールだけであればいいが、スポンサーとしてついたものがユニフォームとなったから問題になっているのか…
とはいえ、フォントなどが全然違うし、最後の「.」がSuperdryだけだし、Superdry.の購買理由とユニフォームの購買理由は違うと思うのだが…そしてそういった訴訟を提起する時点で、ブランド戦略として微妙だと思うところ。してみると日本の外ではアジア諸国を筆頭に巷ではもはやアルコールよりもこの言葉を冠したロゴのTシャツを見る機会のほうが多いように感じる。老舗企業はそうした意味ではビールにかけたdad jokeではないが、気が抜けない時代であろう。