「ペロブスカイト太陽電池」耐久20年実現へ、積水化学が2025年事業化
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注目のコメント
現状その辺にある太陽電池、20~25年の動作保証をすることが普通、です(劣化するんです)。
「それと同じくらいの保証をしないと広がらないのでは?」と考えている、ということですね。
「軽い」、「原料制約が小さい」という利点がある一方、「どない設置すんのさ?(軽いってったって、いい加減に取り付けて風で飛んでっちゃったりすれば危険ですし、どっちみち電気配線がいりますので、そこまで自由度高いわけでもない)」ってとこまで考えたりすると、まだまだ課題も山積ではと思います。柔軟なペロブスカイトは封止材料の開発が難しいと思いますが耐久性を出せるような開発が進んだのか、それともこれからなのか。
その点で、CES 2024でも見た柔軟でない窓ガラスのPanasonicは封止剤の選択肢が多く、曲げによる疲労劣化や、環境(温湿度、光)による各素材の体積変化が少ないため、まだ可能性を感じました。
それでも実用化まで数年かかるのですね。結晶シリコン系はある日突然発電しなくなるのではなく、年々徐々に発電量が落ちていきますが、20年25年と言う寿命は「発電能力の低下が許容範囲に収まる事が保証できる」と言う意味なので、文字通りの寿命では無いので保証期間が終われば即廃棄とはなりません。
「ペロブスカイトの寿命」が20年は極端な発電能力の低下を起こさず、それ以降も緩やかに発電能力が低下していくのであればシリコン系と同じですが、20年経ったら発電能力が極端に低下すると言う意味ならシリコン系とは大きく違ってきます。
比較する場合の条件を明確にして欲しいです。