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注目のコメント
中国のBYDが、テスラを抜いて、世界のEVのトップメーカーになりました(2023年第四四半期、販売台数52万台)。彼らはいよいよEVの「輸出企業」として頭角を表しており、EV市場として大きいヨーロッパでも、そのコスト競争力とデザインで、じわじわとシェアを上げています。
思い出すのは、アップルのiPhoneが、AndroidOSのサムスンに抜かれた日。おそらくテスラはそのブランドと、ソフトウェアとハードウェアの統合力で、高い利益を得続けるようにビジネスを組み上げていく。一方で、圧倒的に電池製造のアドバンテージをもつBYDなどは、さらに市場の面を取ってゆく。
この進撃のBYDに対して、大きなEV市場を抱えるヨーロッパがどう対処しようとしているのか。ぜひご一読ください。
*NewsPicksのポッドキャスト番組『グリーンビジネス』と連動している連載です。ぜひ通勤時などに聞いてみてください。
https://open.spotify.com/episode/6zw0STbOKBY8GcCSiQmHVZ?si=914cf9adaa7d4f36上海駐在です。
中国国内でEVの人気が高まっているのは事実ですが、中国でも都市によってかなり差があり、補助金やナンバ取得費用が安いことが大きな要因ではないか、という印象です。
上海はEVの普及率は比較的高い方だと思いますが、周囲の中国人に聞く限りでは「EVは安いだけで実用的ではない」という意見が大半で、滴滴(中国版Uber)はEVが多いのですが、これはほとんど市内で事足りるからという理由によるものとみています。
新車出荷台数のかなりのポーションを中国市場が占めているので、EV=脅威と見られていますが、逆にいうと中国がガラパゴス化している証左でもあり、インドや欧州・米国でEVが主流にはなりえないのではと思っています。昨年秋のJapan Mobility Showでも、欧州メーカーよりBYDが元気ある感じだった。クルマも、展示のスタイルもモダンで若い世代に刺さりそうな感じ。
EVをあれだけ推進していた欧州が締め出しにかかるとはなんとも皮肉な話。。。
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