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飛行中の事故で「ボーイング737MAX9」を一時飛行停止 約170機を緊急検査 米連邦航空局

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注目のコメント

  • 国内航空会社 気象予報士

    今回の事故は737-9全機についている、客室後部の脱出用ハッチが離陸上昇中に急に吹き飛んだというものです。アラスカ航空ではこのハッチは特に緊急脱出に必要ないことから閉鎖扱いとなっており、ハッチ自体が普通の壁であるかのような扱いで、ハッチをふさぐように座席を置くなどしていました(LCCなど客室内の人数を増やした場合には耐空性の基準上必要になるものなので、とりあえず標準装備としてハッチありで製造されているようです)。

    当然そのハッチにはちょっとやそっとでは外れないようなロック機構が生きていたはずで、今回は上昇中にハッチが吹き飛んでいることから、上昇するにつれて機外の気圧が下がったために圧力差で吹き飛んだと考えられ、外れないはずのロックがゆるい状態となってしまっていたことが疑われます。それでFAAが緊急に耐空性改善通報を発行し、737-9の全機で追って内容を伝える検査が行われるまで飛行禁止という措置を取ったものとなります。

    緊急時に使うつもりのハッチであれば、まだロックが緩んでしまった原因として挙げられるものはあるのですが、緊急時にも使うつもりがなく閉鎖したはずのハッチとなると、どういう状況でロックが緩んでしまったのかちょっと想像できません。当該機は10月末に納車されたもので、ほぼ新車という状態でした。このあたりはボーイング社で行われた処置およびアラスカ航空で行った処置をよく検討する必要がありそうです(不適切な処置が行われたもののその場では問題なく、しかし金属疲労が蓄積し一気に機能喪失という、1985年の日航ジャンボ機墜落と似たような経緯がどうしても頭に浮かんでしまいます)。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    2度の墜落事故を起こして以来の厳しい措置です.別の記事によると,納入されたばかりの機体で後方非常ドア一体が吹き飛んでいる.初めから何らかの問題があったことは間違いないと思います.ボーイングにとって737MAXは人気の機種で,現在の売上に占める割合も最大である.
    FAAは737MAX9型機で同様の後方非常ドア装備の機体を対象に緊急耐空性改善命令を出した.
    https://www.faa.gov/newsroom/faa-statement-temporary-grounding-certain-boeing-737-max-9-aircraft
    影響はどこまで広がるか?すぐに収まるか?
    関係あるか分からないが,後部圧力隔壁の製造に不適切な所があったことが昨年8月に報じられている.
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN24DAZ0U3A820C2000000/
    ちなみに,日本の航空会社は737MAXをまだ受領していない.737MAX9は発注もないと無いと思う.


  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    これは当局やメーカーによる公式の情報ではなくあくまでコミュニティによる非公式の解説ということを念頭において欲しいのですが、B737のコミュニティサイトが今回の事故が起きた「塞がれていた脱出ドア」(door plug)について、どのように機体に取り付けられているのか解説しています。

    Mid-cabin emergency exit door
    https://youtu.be/nw4eQGAmXQ0

    整備マニュアルによると脱出ドアの代わりにその取り付け部を塞ぐフタ(plug)は機体に4本のボルトで取り付けられているそうです。

    日本でもボルトの付け忘れでボンバルディア機が胴体着陸を強いられた事故がありましたよね・・・


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