2023/12/29

【徹底予想】円安160円、株価4万円も?2024年相場はこうなる

NewsPicks 副編集長
今日12月29日は、年末の最終取引日の大納会──。

2024年1月4日の大発会まで、日本のマーケットは5日間のお休みとなる。

2023年のマーケットを振り返ると、日本企業の株式は大企業を中心に上昇した一方で、日本円は150円台まで円安が進んだ。

2024年のマーケットはどのように動くのか。

NewsPicks編集部は今回、各金融機関のストラテジストやエコノミスト、アナリストたちにその見立てを聞いた。

50以上ある予想を、メインシナリオやリスクシナリオに分けながら「8つのグラフ」で一覧化した。

2024年のマーケットを占う羅針盤として活用してほしい。
INDEX
  • 💹 日経平均株価:26人の予想
  •  1️⃣ レンジ予想【一覧】
  •  2️⃣「株高4万円」の予想図
  •  3️⃣「2万円台」の弱気派
  •  4️⃣ 日本株・多数派の予想図
  • 💵 ドル円相場:29人の予想
  •  1️⃣ レンジ予想【一覧】
  •  2️⃣「円安派」の予想図
  •  3️⃣「円高派」の予想図
  •  4️⃣ 日本株・多数派の予想図

💹 日経平均株価:26人の予想

 1️⃣ レンジ予想【一覧】

まずは、日本株の予想から見ていく。26人のレンジ予想は以下のようになった。
26人の中央値は、安値が3万1000円高値が3万6250円となっている。
現在の3万3000円台の水準より下がる局面がある一方で、全体としては株高になっていくという見通しだ。

 2️⃣「株高4万円」の予想図

ここからはシナリオ別に分析していく。
高値で4万円を超えるという強気予想をしたのは、4人いる。
日経平均が4万円を突破するということは、1989年末に付けた過去最高値の3万8915円を超えるということを意味する。
株高予想に共通する主な要因は、3つある。