男女の賃金格差とは OECD平均の2倍近く
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ジェンダーギャップの問題は、理念や哲学だけでなく、データで示していくことが大切だと考えます。日本の賃金格差の背景には、非正規雇用されている女性が多いこと、その原因となっている税制の問題や、さらにその思想となっている家庭の姿の問題、さらに関連して「女に学問はいらない」的な文化による女性の高等教育進学率の低さ、理系進学の低迷などがありますね。
働くことの意義・価値観は人それぞれなので、正社員で働くか非正規で働くか起業するか等、全て個人の価値観で決めるべきモノ。
非正規雇用の人の全員が、本当は正社員として働きたいはず、というのは思い込みだと思います。
働くことや報酬額以外に重視することがあり、敢えて非正規雇用が良いという判断をしている人も多くいるはず。
単に給与額がいくら、正規雇用の非正規雇用の割合、男女の割合、といったデータだけで見るだけではなく、個々人が望む働き方が出来ているのかどうかをちゃんと把握するのが適切だろうと思います。
正社員の中でも、高額報酬を目指したいかどうかも、個々人の価値観で選ばれるべきであり、望まない働き方を強いられる人が出てこないようにすることが大事。すぐには変わんないですよね(笑)。このデータは「いろいろあるものの一つ」に過ぎないわけなのだけれど、同時に「もっと根深いところにある社会構造、社会規範」なんかと関係して出てきているものでもある(だからすぐには変わんない)のだと思います。
幸い、基調としては「直していこう」というのがある。ただ、着手すると「山ほど課題がわき出てくる」ところが結構大きいのでは?、と。これをていねいにつぶしてく、ってのが今後大事になるのでは、と。そのためには実態を正しくつかむの「データ」が必要。