「キッズ脱毛」が人気…子どもの脱毛、アリ?ナシ? 安全性や効果は? 5歳から施術可能なクリニックも
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注目のコメント
子供の脱毛の是非云々以前に、記事中で「脱毛は身だしなみ」と書かれているのが非常に違和感。
こういったさりげない刷り込みがルッキズムを形成していくのではないかと。
もちろん、外見を磨くことは自己肯定感にもつながりますし、それ自体は本人が望んでする分には良いですが、外圧による不安が動機となるのは不健全。
子供の脱毛の是非については、年齢制限は無いものの、第二次性徴期に性ホルモンの分泌が上がると体毛の生え方も変わるので、それからでも良いのではと思いますし、むしろそれまでは、自分のことも友達のことも、そんな見た目を気にしなくていいんやで、と伝えてあげることも大事かなと思います。ただ、そうは言っても、友達から揶揄されたりなどして、脱毛することで本人の心が守られる、というケースもあるでしょうし、ケースバイケースと思います。(あくまで個人の見解です)子供のうちから、脱毛する場合、本人の意思というよりも親の意志が介入している可能性が高いのではないでしょうか。
周囲のみんなが脱毛していて、脱毛がかっこいいという文化が学校にあるのであれば、子供でも脱毛を望む人も多数いるでしょう。
しかし、子供のうちから周囲の目ばかりを気にする様になると、健全な精神が育たない様な気もします。自分自身の悪い点にばかり目が向くのではなく、良い点に目が向く様な環境で子供が育つよう願うばかりです。記事では結局安全性についてしっかりと語られていないように思いますが、有効性ばかりが独り歩きしないよう、脱毛の安全性についても議論しておく必要があるでしょう。
まず前提として、ほとんどの脱毛器具は基本的に科学的に十分に評価されているものではないと思います。標準的な臨床試験が行われているわけではないため、有効性、安全性ともに、宣伝されているほど明らかではなく、比較的ブラックボックスであるという認識は必要だと思います。
例えば、レーザー脱毛には、処置部位の色素沈着、瘢痕形成、稀ではあるものの逆説的な増毛などの副作用が知られています。また、毛や毛根部の汗腺は、皮膚の湿潤を保持するのに重要な臓器であるため、皮膚乾燥を悪化する可能性も理屈上は考えられます。こうしたリスクとの天秤の中で用いられる必要があるでしょう。