(24日配信の記事で、英文の訂正により、見出しおよび本文1段落目において、レゴが断念したのは石油を原材料とするブロックの廃止に向けたプロジェクト全てではなく1つであることを明確にします)

[24日 ロイター] - デンマークの玩具大手レゴは、石油を原材料とするブロックの廃止に向けたプロジェクトの1つ(訂正)を断念した。24日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。新素材のリサイクルペットがより多くの炭素排出につながることが分かったためという。

レゴのニールス・B・クリスチャンセン最高経営責任者(CEO)は同紙とのインタビューで、「膨大な数の材料を試したが、同等の材料が見つかっていない」と述べた。

レゴは、2030年までに石油を原料とするブロックを再生可能な材料に切り替えると表明。20年に取り組みを開始したが、環境に優しく、かつ色や輝き、音が石油原料プラスチックと同等の材料を見つけるのが難しいという。