「iPhone 15 Pro」に見る「iPhone」の未来
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Appleは昔から「既存顧客がAndroid経済圏にいかないようにサービスを通じてハードルを高める」アプローチをしてきました。Apple IDに紐づいたサービス、純正のアプリをデフォルトとしてデータ移行や使用感変更に伴うハードルを高めることでAndroid移行を防いでいたわけです。例えば、スマホゲームをやる方はわかると思いますがApple IDに紐付けようものならデータが消えてしまうアプリもあるのでハマったら必然的にOSも抜けられない訳です。一方、Android系アプリに必要なGoogleアカウントやサービスはiPhoneでも普通に使えるため流入は見込めます。
本題ですが、今後Appleはサービスではなくハードウェアにおけるハードルを高めることで経済圏を盤石にしようとしています。当時からずっとやっておりブランド好き層は盤石になりましたが、それ以外の層は操作感や大きさにほぼ変わり映えしないスマホにこだわりがなくなっているのが現状です。そのため、ブランドのような概念ではなくわかりやすくハードウェアで操作感の違いを出すことで「Androidにしたらまた慣れた操作がリセットされる」状態を作り出そうとしています。例えば、iPhone15はアクションボタン、Apple Watchではダブルタップなど、Androidと差別化したUIから逃れられないような仕掛けを施しにかかっています。また、もっと凄いのはTypeCになったことでスマホアプリが大画面でできるようになり、スマホ自体がコントローラの機能を果たすようになったことです。
今後のiPhoneはAndroidにはない操作感に磨きをかけて、iPhoneでしかできない様々なアクションをハードウェアに盛り込むと思われます。その未来のデザインはスティーブ・ジョブズが大切にしていた削ぎ落とすデザインとは違いますが新たな価値を提供してくれるかもしれませんが、良い意味で逃れられなくなるのは確かです。もはやカメラの画素数は必要以上まで拡大しいてこれ以上増やす必要がないと言うのが本音では。それに画素数が増えるとチップにかかる負荷が大きくなり消費電力などの点で不利になる。
もしカメラの機能を向上し差別化するなら画像処理チップをソニーなどから供給してもらいデジタルカメラに匹敵する高感度・低ノイズ・被写体追随性の向上・素早いオートフォーカスなど使い勝手の面で性能向上を図るのが良いのではないだろうか。
新商品としてチタン筐体とかを売りにして様では今後が心配。