「もし支援がなくなれば我々は戦争に負ける」ゼレンスキー大統領 米議会で支援の継続を要請
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注目のコメント
バイデン政権はまだいいのです。
今回の会談後にも、また新たなウクライナへの支援が発表されるでしょう。
問題は、これから続く、今年のスロヴァキア、ポーランド、オランダの総選挙、来年の英国総選挙、米国大統領選などで、ウクライナ支援の方針が変わっていくかもしれないことです。
ゼレンスキー大統領のワシントン訪問は、その時のために備えて少しでも根回しをしておく、というのが主要な目的ともいえます。今の共和党支持層はウクライナ支援に懐疑的な人が多数なので、直接出向くなどして説得し続ける必要があるのだろう。泥濘期で攻勢をかけにくい季節が間近に迫っているので、それまでに一定に戦果を得て来年以降の継戦能力を確保する必要もある。
「もし支援がなくなれば我々は戦争に負ける」
見方によっては、ていのいい恫喝でもある。
戦争というからには現場では日々若い兵士が確実に死亡している。こうした事実がありながら見て見ぬフリして、ロシアのウクライナ侵攻は許せない世界秩序を守るために多少の犠牲者がでても勝つまで戦う、という思想がやや強すぎる
コロナ報道のように毎日速報で今日の戦死者数を年代別に発表し続けたらどうだろう。そうなれば一義的には(勝ち負けいろいろあって譲れないことはあるけれど)まずは一旦戦争を止めることに知恵を絞ろうとするだろう。
ともかく日々の戦死者を見て見ぬフリするのってジャニーズ問題を見て見ぬフリをしてきたことと何ら変わらないのではとも思う。